低温調理と言えば、お肉と連想しがちですがお魚だってOK!魚介も美味しく調理できるのが低温調理器の素晴らしいところ。
そして、実は「野菜」も低温調理で美味しくできるという情報をキャッチしました。
低温調理することで野菜の栄養を逃がさず旨味をグンと上げることができるので、調理方法のコツをお伝えします。
低温調理で野菜を美味しくするコツ
出どころはBONIQ(ボニーク)の公式レシピ。
低温調理することで、野菜の栄養を逃がさず旨味が増すので
野菜好きには嬉しい「野菜旨味引き出す数々のレシピ」が
BONIQ(ボニーク)の公式レシピで公開されていました。
ボニークを野菜に使った時、たった一つの問題点
ボニークを使って野菜を低温調理していると、野菜を入れたフリーザーバッグ が浮いてくる時があるという問題があります。
この場合の解決方法として、
クリップで留めるという人もいるますが、それよりも「かす揚げ」を使うと良い。
▼かす揚げはコレ!
野菜を入れたフリーザーバッグ を「かすあげ」で押さえて固定しておくと低温調理中は浮いてきません。
これなら自宅であるもので問題解決できるのでお手軽です♪
BONIQ(ボニーク)で野菜の甘みを引き出す!低温調理レシピ
野菜の扱いって簡単そうで難しい。
旨みを引き出す場合、食材に頼りっきりでしたが
低温調理を使うだけで野菜の食感を残しつつ野菜の甘みを格段にアップすることが出来る。
野菜嫌いな子供に、工夫した調理が手軽にできるので食べてくれる可能性が広がります。
しかも!低温調理は栄養価が損なわれない調理方法だから、コスパ最強でしょ♪
ということで、をBONIQ(ボニーク)使って野菜の低温調理にハマっている人たちに多く作くられている人気レシピ「TOP3」を紹介します。
にんにくのコンフィ【第1位】
<材料 250mlの瓶1本>
・むきにんにく 100g
・グレープシードオイル 130ml
(アマニ油やエゴマ油でもOK)
<BONIQ(ボニーク)設定>
・82℃
・3時間
<調理方法>
1.にんにくの皮をむいておく
2.グレープシードオイルとにんにくを瓶に入れる。
3.瓶のふたをキッチリ閉め、設定温度に達したらボニークの湯煎に入れ低温調理開始する
4.設定時間終了のタイマーが鳴ったら取り出し瓶ごと冷水で冷やして完成!
※冷蔵庫で約3ヶ月ほど保存が可能
※オリーブオイルでも可能ですが、冷蔵庫での保存、冬の窓際でも固まらないグレープシードオイルを使用しました。
じゃがいもか?というくらいホクホクに仕上がり、香りもしっかり引き出しています。
にんにくのコンフィを作っておけば、パスタやバーニャカウダのソースなどにアレンジできて万能で活躍してくれます。
トマトの低温調理【第2位】
<材料>
・トマト 1個(約100g)
<BONIQ(ボニーク)設定>
・50℃(他、60℃、70℃、80℃での実験結果あり)
・30分
<調理方法>
1.トマトをキレイに洗う
2.ヘタを取って皮つきの状態でフリーザーバッグに入れ真空密封する
3.設定温度に達したらボニークの湯煎に入れ低温調理開始する
4.設定時間終了のタイマーが鳴ったら取り出して盛り付けて完成
①ボニーク設定 50℃の場合
生のトマトに近いけど、甘みが増してジューシー。
フリーザーバッグごと急冷してそのまま食べてもGoodだと思う。
②ボニーク設定 60℃の場合
甘みがかなり増して柔らかくなる。まるでフルーツトマトのような感じ
コンソメや出汁で煮た冷製料理に合うと思われる。
③ボニーク設定 70℃の場合
60℃と比べると食感が柔らかく、甘みと酸味が穏やかに感じられる
④ボニーク設定 80℃の場合
煮崩れしてきて、酸味が飛んでいる。
あらかじめ、皮を湯むきして種を取って調味料とハーブを加えてトマトソースを作ると良いかも!
まるごと玉ねぎのスープ【第3位】
<材料 2人前>
・玉ねぎ 小さ目2個
・塩コショウ 少々
・パセリ お好みで
【A】
・水 250㏄
・固形ブイヨン 1/2個
・ローリエ 1枚
<BONIQ(ボニーク)設定>
・90℃
・1時間20分
<調理方法>
1.鍋に【A】を入れ火にかける
2.十分に沸騰させ固形ブイヨンを溶かし、調整で塩コショウする
3.玉ねぎは皮をむいて頭とお尻を落とし、頭に浅く十字を入れる
4.粗熱を取った②と③の玉ねぎをフリーザーバッグに入れ真空密封する
5.90℃の設定温度に達したらボニークの湯煎に入れ低温調理開始する
6.設定時間終了のタイマーが鳴ったら取り出して汁ごと器によそう。
7.好みでパセリを添えて完成
※ローリエは半分に折って入れた方が香りが出ます
簡単・手抜きレシピ1<肉じゃが>
【ホクホク 肉じゃが】
<材料 3~4人分>
・牛薄切り肉 100g
・じゃがいも 400g
・玉ねぎ 120g
・にんじん 50g
・しらたき 100g
★調味料
・だし 100ml
・しょうゆ 大さじ2
・酒 大さじ2
・みりん 大さじ1
・砂糖 大さじ1/2
<BONIQ(ボニーク)設定>
・95℃
・1時間
<調理方法>
1.材料をカットする
2.しらたきはさっと下茹でする
3.牛薄切り肉は4㎝幅にカットし、さっと下茹でしておく
4.材料と調味料をすべてフリーザーバッグに入れる
5.95℃の設定温度に達したらボニークの湯煎に入れ低温調理開始する
6.設定時間終了のタイマーが鳴ったら取り出して皿に盛り付けて出来上がり。
牛肉を下茹ですることでアクを取りのぞき、より一層美味しく仕上がります。
また、肉が柔らかいままで澄んだ出し汁の肉じゃがに仕上がります。
簡単・手抜きレシピ2<かぼちゃバター>
ほったらかしでカンタン、煮崩れなしのほくほくで甘じょっぱい万能副菜!
【かぼちゃバター】
<材料 2~3人分>
・かぼちゃ 300~350g
(種付き状態での重さ)
★調味料
・塩 2g
・酒 大さじ1
・みりん 大さじ1
・バター 15g
<BONIQ(ボニーク)設定>
・93℃
・25分
<調理方法>
1.BONIQを93℃、25分に設定する
2.かぼちゃの種をとり、皮をところどころ薄く削ぐようにむき、3㎝角にカットする
3.酒、みりんは合わせて電子レンジ600W1分ほどかけ煮切る
4.かぼちゃと調味料をすべてフリーザーバッグに入れる
5.93℃の設定温度に達したらボニークの湯煎に入れ低温調理開始する
6.設定時間終了のタイマーが鳴ったら取り出して皿に盛り付けて出来上がり。
かぼちゃの皮をところどころ削ぐことで口当たり良くなります。
(皮が薄いかぼちゃの場合は、削く工程は省いても問題ありません)
簡単・手抜きレシピ3<揚げないナスの煮浸し>
ふんわり濃厚で、失敗しない&老化予防の抗酸化副菜!
【揚げないナスの煮浸し】
<材料 2人分>
・なす 3本(270g)
(種付き状態での重さ)
★下処理用
・水 1リットル
・塩 10g
・サラダ油 適量
★調味料
・だし 小さじ1
・しょうゆ 大さじ3
・酒 大さじ2
・三温糖 大さじ1/2
・おろし生姜 小さじ1と1/2
・水 大さじ5
★仕上げの薬味
・みょうが 適量
・万能ねぎ 適量
<BONIQ(ボニーク)設定>
・80℃
・40分
<調理方法>
1.BONIQを80℃、40分に設定する
2.なすの下処理、ヘタを切り落とし縦半分にカットし、切り口を下にして置き、空気に触れないようにする
3.皮目に格子状に浅く切り込みを入れ、塩水に10分ほど浸してアク抜きをする
4.調味料を全てボウルに合わせ、500Wのレンジで約30秒加熱してアルコールを飛ばす
5.ナスの水気をペーパーでしっかり拭き取り、ナス表面全面にサラダ油を塗る
6.フリーザーバッグになすが重ならないように並べ、4の調味料を加える
7.80℃の設定温度に達したらボニークの湯煎に入れ低温調理開始する
8.設定時間終了のタイマーが鳴ったら取り出し汁ごと皿に盛り付け薬味をのせて出来上がり。
なすの下処理をきちんと行うと変色を最小限にとどめることができる。
なすの表面に浅く斜めに切り込みを入れることで味がしみ込みやすくなる。
なすは油と相性が良いので表面に塗ったが、揚げないことでカロリーカットできる。
もっと楽に低温調理したいなら「電気圧力鍋」
「電気圧力鍋」が進化していて1台で何役もこなしてくれることが分かったのでご紹介します。
- 圧力調理
- 蒸す
- 煮る
- 炒める
- 低温
- 炊飯
- 保温
- 再加熱
1台でこんなにたくさんの調理をこなしてくれる。
しかも材料を圧力鍋にブチ込んでスイッチ押して放置し
出来上がると教えてくれる。
白米も玄米もふっくら炊けるので、
この「電気圧力鍋」を1台買っておけば炊飯器も買わずに済みます。
デメリットとしては低温調理の温度設定が「58℃~90℃」までです。
なので、58℃未満で作る「ヨーグルト」や「パン生地発酵」は出来ない…ですが、甘酒や塩こうじ作りはできます。
ライフスタイルに合わせて低温調理器と比較してみてください。
ちなみに、次にお伝えしている「野菜の甘みを引き出す低温調理レシピ」の人気レシピは全て「電気圧力鍋」で作れます。
ちなみに今回紹介したのは「電気圧力鍋」の中でも一番人気だったティファール。
電子レンジと「電気圧力鍋」があれば、他のキッチン家電は不要なんじゃないか?と思う。
低温調理すると野菜も旨い!のまとめ
低温調理することで
・野菜の旨みや甘みを引き出すことが出来る点
・低温調理の温度によって味が変わる
・食材の使い方も幅が広がる
焼く、煮る、蒸す…という調理方法に「低温調理」を取入れることで、料理メニューにも幅が出てきます。
また、低温調理の最大のメリットは、”食材の旨みを最大限に引き出す”ところ。
そして、食材・メニューによっては放置しておけば完成する点。
色んな道具を使って味付けをし直したり、火の加減を細かくチェックする必要もありません。
調味料と食材をフリーザーバッグへ入れて
↓
設定温度にして放置しておけば
↓
自然と料理が完成する。
しかもその仕上がりがレストラン級の味になる。
低温調理だと「野菜の旨みと栄養素」が逃げないで凝縮されるという点も含めて、低温調理器具は「神」だなと実感。
BONIQ(ボニーク)は低温調理をより身近にしてくれ、日本製でありアフターサービスや保証もしっかりしているということもあって、低温調理器の中でも人気の商品です。
シンプルで使いやすいと、インスタやツイッターなどのSNSで拡散されているので目にしたことがあるかもしれませんね!
低温調理器「BONIQ(ボニーク)」について詳しく書いているので、興味があれば一読してください。